大和市 M様 『好みを理解しての提案で打合せがスムーズでした』
●建物/築年数 : 戸建/築20年
●工事面積/施工期間 : 91.9平米/約90日
●リフォーム箇所 : リビング ダイニング キッチン バス 洗面室 トイレ 寝室 階段
●家族構成 : 夫婦+子供1人+お母様
大和市にお住まいのM様。
今回は、雑誌取材と撮影の同行を兼ねてインタビューにお伺いいたしました。
いつごろからリフォームを検討されたんでしょうか?
マンションリフォームを考えたきっかけは?
都内のマンションに住んでいて、子供が生まれて産休中もずっとマンション暮らしだったんですが、仕事に復帰することになり、私も地方出身でお世話してもらえる人がいなくて、お義母さんが「面倒みるわよ」って言ってくださって。
主人もお義母さんひとり住まいで気にかけていて、兄弟がそれぞれ独立していて今後この家をどうしようかと主人の中にもあって、私も子育てを助けていただくことでプラスになればと思って一緒に暮らすことにしました。』
インタビュア 『実際にリフォームをする際に、ここをこうしたいなど具体的にご希望は?』
奥様 『本当にここは、主人が4人兄弟で、4つの部屋があるだけで、水廻りはお手洗いぐらいでなにもなかったので、最初から別々のキッチンで独立した形にしましょうということで進めていました。』
インタビュア 『動線で意識したところはありますか?水廻りはこうしたいとか。』
奥様 『まず最初に提案していただいたんです。こちらからというよりは。』
プランナー 『玄関が共有で、1階世帯との付かず離れずな空間づくりと、2階の構成を考える上で、お義母さんの寝室があるので、2階も合わせて水廻りは反対側が良いんじゃないかとかは考慮しました。』
インタビュア 『他の会社も相談されたりしたんですか?』
奥様 『いいえ、主人の妹さんのつながりで(会社を決めました)。検討期間もなくやると決めたら、迷う暇もなく進んでいった感じです(笑)』
インタビュア 『住まれてみてもっとこうすれば良かったという点はありますか?』
奥様 『ベランダに水廻りがあれば良かったかな。
それから、トイレの照明器具なんですが、以前の住まいで使っていたのをつければ良かったとか、それくらいです。普通に暮らす分には快適に暮らしています。何かあればすぐに来て対応してくれていますし。』
当時の打合せはどんな風に?
ただ4つの部屋があるだけの状態でしたから、「雑誌の切り抜きや色とか雰囲気。あのドラマのあの感じとか、イメージしている事があったら言って下さい。」っていうところから始まって。
私は北欧風の感じがいいですって言ったり。
水廻りの位置は、私たちから希望を言ったわけではなくて、こういう形がいいんじゃないですか?っていう提案があって。そこからディテールを決めて行きました。』
インタビュア 『北欧風のイメージは何か具体的に雑誌の写真を提示したりされたんですか?』
奥様 『そうですね。プランナーの佳子さんにはいくつかは見ていただきました。それから言葉だけでも「あのサイトのあんな感じ。」とか「あの雑誌の雰囲気ですね。」とか分かっていただいて。』
インタビュア 『ご主人様はこうしたいってこだわりはあったんですか?』
奥様 『あんまりなかったですね。書斎があれば尚可。みたいな感じで(笑)
でも、共通していたのはリビングダイニングが広くあって、あまり部屋を細切れにしたくないっていうところですね。そういう方向性だけは一致していました。』
インタビュア 『細切れにしたくないというのはやはり家族がどこにいても分かる、そう言ったことでしょうか?』
奥様 『そうですね。はい。後から変更するときに扱いやすくしておきたいとか。
私は掃除がしやすい家がいいという希望がありました。』
インタビュア 『家具なんかもアンティークのものがありますが、それが合うようなテイストにしたいという希望も?』
奥様 『確かに今ある家具をこちらでも使いたいとはお話しましたけど、これに合うようにとは言ってなくて、汲んで下さったんだと思います。でも、事前にコーディネータの佳子さんが、手持ちの家具の写真と寸法を取ってくださって。
それに合わせて建具やカウンターの色なども合う雰囲気にしてくださいました。』
無垢材や自然素材は奥様のこだわりでしょうか?
自然素材で、それから陰影が出るのがいいなと思って。
そしたら、割ときれいな感じに仕上がっていて、それを言ったら、あんまりでこぼこしていると、そのでこぼこしているところにほこりがたくさん溜まるんですよ。と仰って。
自然のものにはこだわりましたね。
床暖房にするか、無垢の床にするか最後まで悩んだんですけど、無垢ならそこまでひんやりすることもないかなって。あとは、洗面所もコルクの床にしたりとか。』
インタビュア 『打合せはどれくらいかけましたか?』
プランナー 『感覚的に作り上げて行ったって感じなので、そんなにじっくり時間はかけないでやりました。』
奥様 『そうそう。都内の以前の住まいにも来ていただいたり、会社にも行ったりもしましたけど。。。
(奥様はもともとアパレル系のお仕事をされていたので)床のイメージとかはそのお店のイメージがありましたね。』
プランナー 『なので、照明の使い方はこんな感じ(ハロゲンのスポットライトを使用)になりましたね。
基本的に物を見せるという意味で、物の置き方や暮らし方に合わせて、スポットの位置を変えられるようにね。』
奥様 『テレビボードの背面なんかは、洋服を吊るしたらショップみたいだねなんて言ってたんです。』
色使いが特徴的ですが?
奥様 『そう、全部真っ白な空間がいやで、ポイントに色が欲しいっていう思いがありました。』
インタビュア 『寝室も紫色で落ち着いた雰囲気ですよね。』
奥様 『はい。白は広く感じられるって言うんですけど、色が欲しいな・・・って思いました。
キッチンのタイルもいろいろサンプルを取り寄せて貰って、他のところと比べて、タイルに関しては結構話した気がします。いろいろ。目地が掃除しやすいとか(笑)、シンプルなものがいいとか。』
プランナー 『感覚っていうことは、要するに普段の何気ない会話だったり、そこから糸口があったり。
ご夫婦そろっておしゃれの塊みたいな方なので、センスの良い方の住まいはプレッシャーでしたよ(笑)』
奥様 『そんなことないですよ(笑)
主人も同じ感覚だと思うんですが、「え?こんなんでリフォームって、家ってできちゃうんだ?」って思ってると思います(笑)
思ったものを作ってくれそうになかったら、違う会社にお願いしてたかもしれませんよね。』
実際に住んでみて、使い心地についてお尋ねしますね。
奥様 『「収納は中の棚が可動式にしておいた方が良いですよ」って言ってもらって。
私も何を入れるか分からないし、段ボールから小物まで入れようと思っていたので、それはお願いしました。とにかく何でもかんでもいれられるイメージです。
子供のいろいろなものを収納したりするのに、最初は、屋根裏の提案もあったんですが、構造上できなくて、ウォークインクローゼットの上の棚を使っています。
将来は寝室に間仕切りを増やして部屋を分けられるようになっているんですよ。それから、階段を上がったところのキッズスペースも、部屋にすることができるんです。
もともとあそこは玄関の吹き抜けだったんですが、小さい子もいて危ないということで塞いだんですよね。』
インタビュア 『プランナーの佳子さんとはどんな打合せを?』
寝室の間取りについては、将来、部屋を分ける提案はもらって、ウォークインクローゼットにしたいというのはお願いしていました。
衣替えをしなくていいクローゼットが理想でしたから。若干、部屋が狭くなってもいいので、1年中いつでも服が取り出せるようにって。
オープンキッチンは全部が見渡せるのが、子供を見ながら家事ができるので希望していました。
あとは佳子さんと収納の部分についてはいろいろと相談したんですが、中に引き出しがあれば良かったなぁとは思います。でも、引き戸の扉は便利です。ぱっとしまえるのが良いですね。
それから、オール電化なので、電気とガス併用よりはかなり安くなって、月に1万円で収まってますよ。』
増築するにあたり、構造上の耐震性については?
そして、必要に応じて補強を入れました。』
インタビュア 『補強の金具なんかも黒く塗装して、アンティーク風に馴染むようにしていますよね。』
プランナー 『あとは、梁もここまでの太いものは実際には必要はないんですが、構造と意匠性を兼ねてこんな風にしました。
それから、階段の柱も。本当は2本で良かったんですが、納まりがつかないので、勝手にやっちゃいました(笑)』
奥様 『そうですね。ホントにお任せで、スムーズに問題なく行きました。あそこはこう言っておいた方が良いんじゃない?なんていう不安もありませんでした。』
リフォーム後のお気に入りの場所はどこですか?
奥様 『そうですね、やっぱりこの広々としたLDKですね。』
インタビュア 『窓の外に大きな桜の樹が植えられていますが、それが見える大きな窓が欲しいという希望も?』
奥様 『そうですね。』
プランナー 『それで、ここは(リビングの窓)は全開放タイプのものを取り入れました。』
インタビュア 『やはりここで桜を見ながらお花見みたいなことも?』
奥様 『はい毎年やっています。主人もベランダチェアを用意して、春はお友達がたくさん来ます。
住環工房マルナカでリフォームして良かったことはどんなところでしょう?
奥様 『何が好き?とか。好きな映画は何?とか。あの主人公の洋服が良かったとか。照明の雰囲気が良かったとか。
そういう好きなテイストを理解したうえで提案があるので、選ぶのも好きなものの中で悩む・・っていうか。
何かを調べたり見つけたりとか、ゼロから何かを見つけてというわけでもなくて、楽でした。
壁紙はこんな感じですか?これから選んでください。っていう感じでしたし。
それから、洗面所の明かり窓もちょっとしたことですが、デザイン的にも、洗面所も明るくて実用性でもやっぱりプロの視点だなと思います。
掃除もしやすくて、いつもきれいにしていたくなる住まいです。』
■After Interview インタビューを終えて・・・
今日は残念ながら、ご主人様はお仕事でご不在とのことで、
奥様と娘様でインタビューを受けていただきました。
明るくてチャーミングな奥様と子役女優さんのような娘様の
暮らしぶりが垣間見れて、楽しい時間でした♪
暑い中、長時間の撮影とインタビューにお付き合い頂いて
本当にありがとうございました。
汗をかきかきの撮影でした。雑誌の仕上がりが楽しみです。
今回の主役?娘様が誌面にも登場します♪
お願いしまーすの声で、ちょこんとお座りしてくれました。
暮らしのエッセンス見つけました☆
寝室の窓辺に並んでいた木でできた動物の置物たち。
自然素材のふんだんに使われたこのお住まいにぴったりの
素朴な表情でした。
ちょうどお邪魔したのは、七夕の頃。
娘様が幼稚園で作った七夕飾りを見つけました。
キッズスペースのペンダントライトもカラフルな空間にマッチしています。