横浜市×青葉区 デッドスペースをたし算+ ひき算- ~そこから生まれる便利と収納
デザインアワード2018
戸建グランドリフォーム部門 全国優秀賞受賞!
所在地 :神奈川県横浜市緑区
建物種別・築年数:戸建て 築21年
工事面積 :178平米
施工期間 :約120日
リフォーム箇所 :全面
・・・‥‥………………………………………………………………………………………………………‥‥・・・
▶ リノベーションコンセプト ◀
「家族4人。家族が集まるゆとりの大空間リビング。
子供たちが成長してもリフォーム不要の家」
縁側のある和室に廊下で分断されたDKと昔ながらの間取りを使いやすい広いLDKにプラン変更。
従来の玄関からのリビングへの動線を大幅に変更し、廊下をなくしてワンルームの空間に取り込んだ。
また、収納を充実させ、適材適所の収納計画で何をどのように収納するかを考慮して設計した。
予算の中で特別に高級なものは使わない分、素材感やデザインに工夫して高級感を出した。
接道距離も長いが、適度な目隠しを設けて、リビングと一体化したウッドデッキがさらなる開放感を演出。
1階の半分を占める和室中心の間取りとLDKをひとつの空間に。
間仕切りを大幅に変更して30帖の大空間LDKにしました。
また、キッチンから浴室・洗面所への空間に繋がりが生まれ、家事動線も効率的になりました。
動線と機能性を考慮して究極の住みやすさを実現。
リビングから、洗面室・バスルーム、トイレへと直接アクセス。
生活動線も家事動線もシンプルに。
家族にとっても、奥様にとっても住みやすい設計となりました。
キッチンとつながるダイニングテーブルはすっきりとした意匠の造作家具。配膳の流れもスムーズ。キッチンのカウンターは奥行きがあるので、ダイニングテーブルと合わせて大人数で囲むことも。
ダイニングには玄関からの目線をゆるやかに仕切る縦格子。
濃い色のクロスを天井に配して、落ち着いた空間を演出。
間接照明を埋め込んだテレビボード部の壁面。
夜のくつろぎタイムを演出してくれます。
白で統一したキッチン。
リビングから見ると少し奥まった位置にあるのでそこにキッチンがあることを忘れてしまいそう。
玄関を隔てる壁には、光を通すスリット窓。
意匠性と共に玄関が暗くならないようにひと工夫。
リビングとゆるやかに間仕切る格子。
光と風を通す役割もあり湿気がこもりやすい場所の通気性も確保してくれる。
ホワイトとモノトーンカラーのタイルパターンのシステムバス。
シックな色味で視覚的にもリラックスさせてくれる。
広いカウンターを備えた洗面化粧台。
忙しい朝の身支度も家族並んでできるのが嬉しい。
石目風のアクセントクロスとフロアで、和のテイストを取り入れました。
▶ リノベーションのこだわりポイント その2 ◀
『適材適所の収納計画』
収納計画が上手くいくには、容量だけでなく所有している物のボリュームや置く場所を考慮して計画することが大切。
実際にしまうものをイメージしてプランしました。
各所に収納を充実して、既存の約230%の収納量でもう収納不足で悩みません。
リビングには書類や文具類など細々としたものが必要に。ぱっと取り出せて、すっきり収まる場所は必要不可欠。
キッチン背面はまるで間接照明のようなパントリー。調理家電類もすっきり収まって、リビングからの長めも美しい。
和室だったお部屋はメインのベッドルームに。WICとは別に奥行きの浅い収納を。ファッション小物や寝室で読みたい本などを入れておくのに便利。
各居室に備えたWIC。吊るす収納は持ち物が見渡せて便利。季節によって衣替えの必要がないのもWICの魅力。
玄関の土間から続くシューズクローク。家族全員の靴はもちろん、外回りで使うガーデニンググッズなどもしまえる。
▶ リノベーションのこだわりポイント その3 ◀
『カラーアクセントと素材感で意匠性のあるインテリアに』
各所のアクセントクロスだけでなく、素材感のある建材を取り入れて、遊び心と高級感のあるインテリアに。
テレビ背面の壁は天然石のタイルを貼り詰め、海外のリゾートホテルのような高級感のある雰囲気。
プラン平面図
《お施主様のご要望》
・中古住宅を購入。立地や価格は良かったが、純和風な作りに迷っていました。色々な会社のプランを見ましたが、納得できなかったところ、住環工房さんのプランを見てここまでできるならと決断しました。
・予算の範囲でどこまでリフォームできるのか、金額をかけるところ、かけなくてもできることなど、営業の方が親身に考えてくれました。
・オール電化も興味があり、実際に体験させてもらって決めました。